読売ジャイアンツから戦力外通告を受け、早5か月近くが経過しようとしている村田修一選手(37)が独立リーグ入りの決断を下した。
村田選手の下には独立リーグの複数のチームから獲得を打診されていたようだが、村田選手が選んだのは元ソフトバンクの辻 武史氏が監督を務め、ヘッドコーチにも元ソフトバンクや西武でプレーしていた宮地克彦が務めるBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスだった。
一時期は故障者が続出しているソフトバンクが、そして地元福岡のソフトバンクが獲得するのでは?と噂もあったがその希望は叶わなかった。
また、昨年はマニーラミレス選手が四国アイランドリーグでプレーし世間を驚かせたが、今季は村田修一選手が独立リーグを盛り上げていくことになりそうだ。
BCリーグ所属の全10チーム
参入一年目の栃木ゴールデンブレーブスの昨年の成績は前期が7勝28敗で5位、後期が12勝20敗4引き分けで4位のこれから発展を目指して行く球団で、BCリーグに加入している全10球団の中で昨年は最低位の順位だった。
また、BCリーグに加入している10チームは、平均月収15万円という厳しい環境下にあるが、プロの道への受け皿になる、プロに入れなかった高校球児や企業チームに入らなかった選手などがプロ入りを目指しハングリーな環境下で野球を行う選手達と友に過ごすことになる村田修一選手が入団する栃木ゴールデンブレーブスの選手達は、現役バリバリの野球選手、しかも村田というビックネームの選手と一緒にプレー出来ることは幸せでゴールデンブレーブスの選手達にとっては夢のような時間に、そしてプロ野球の本塁打王の打撃やゴールデングラブ賞の守備を間近で見ることが出来る環境は選手のレベルアップにもつながるだろう。
村田選手はこのチームで肉体を維持しいつでもNPBに戻れる体をキープしていくことになるが、選んだ球団は関東、もしかすると関東でのプレーを希望していたのかもしれない。
今後の村田選手は、セ・パ12球団の中から故障者などのアクシデントで補強が必要になった球団から声がかかるのを待ちながら、NPBの移籍期限である7月の末まで栃木ゴールデンブレーブスでプレーしながら朗報を待つことになる。
BCリーグに所属している以下の10チーム
福島ホープス
栃木ゴールデンブレーブス
武蔵ヒートベアーズ
群馬ダイヤモンドペガサス
新潟アルビレックスBC
信濃グランセローズ
富山GRNサンダーバーズ
石川ミリオンスターズ
福井ミラクルエレファンツ
滋賀ユナイテッド