巨人・大城の「捕手力」は本物か?ルーキーらしからぬ落ち着いたリード力

野上が巨人移籍初先発で初勝利を飾りルーキー大城卓三の強気のリードに感謝。

1勝1敗で迎えた巨人対阪神3回戦、初回の阪神攻撃、ノーアウト2塁から阪神に流れそうな序盤の勢いを止めたゲレーロのファインプレーで試合はスタートしたが、2回、4回のホームラン2本に抑え5回2/3を2失点に抑えた野上をリードした大城卓三。

開幕シリーズでスタメンマスクを被ったルーキーは阿部以来の10年ぶりという快挙だったが、2回の8番打者、梅野への不用意な一発、4回のロサリオに打たれた本塁打も、野上の失投でド真ん中低めにいったボールを1球で仕留められてしまった球は、

2ストライク1ボールと追い込みながらもやや真ん中寄りに構えていたミットからさっすれば、外角のボール球は要求していなかったことが伺えるが、ロサリオの甘い球を1球で仕留める技術は高くもう少しボール球も上手く使えばとも感じた大城のリードだが、内角を攻める強気なリードと変化球を上手く使い阪神打線に狙い玉を絞らせなかったリード力は、特に6回表の野上から澤村に変わった対大山の初球、1球目はボール球から入った初球の入り方は、ファーボールにしてしまえば満塁になってしまうピンチにもかかわらず素人ながら新人らしからぬ落ち着いたリードを大城はしていると感じた本日の捕手大城のデビュー戦だった。

また、リード力に+される捕手力であるキャッチングの技術だが、大城はキャッチングも上手いと感じ、今シーズン終わった時点での大城のフレーミング指標、いわゆるキャッチングの技術でボール球をストライクと言ってもらえる技術がどれほどのものなのかも楽しみではあるが、小林のフレーミング技術は一昨年までは12球団で下の方だったが、昨年は12球団でトップクラスに成長していることも付け加えておきたい。

また、一昨日、昨日の小林のリードを、解説者は初球の入り方は考えないといけないですね、と語っていた捕手の配球の仕方、リード力を考えれば本塁打を打たれはしたものの7回まで阪神打線を2失点に抑え野上と澤村の主力をリードした大城はヒットこそ出ず8回に小林と変わったが100点満点の捕手デビューだったのではないだろうか。

8回の男・上原が2戦連投

8回から大城に変わり小林が捕手に入ったが、マウンドには2戦連投で上原がコールされた。3-2と1点リードする大事な局面での上原を大城がリード出来るのか、とまずは7回2失点に抑えた攻の大城をベンチに下げ、守の小林をマウンドに送ったジャイアンツの首脳陣だと思いますが、12球で8回を抑えた2アウト糸井に投げた7球の上原の投球は、実に見ごたえのあるシーンだった。

上原が糸井に投じた球は7球、最後の7球目以外の6球は全て外角の上、中、下を使ったスプリット、1球はストレートがあっただろうか。最後は内角のフォークで詰らせ糸井を打ち取ったが、この間の小林と上原のサイン交換は実に見ごたえがあり上原は時折首を振っていたが、小林がわざと首を振らせそろそろストレートが来ると打者に思わせていたのか、それとも上原がフォークを投げたくてストレートのサインに首を振っていたのかは定かではないが、実に手に汗握る上原の全12球だった。

本日は巨人に移籍し初めての先発マウンドだった野上に白星が付くと同時に先発投手にも白星が付き、お立ち台に上がった野上が大城が強気にリードしてくれたおかげです、感謝しますと大城を持ち上げたが、解説陣も大城は初スタメンマスクで緊張していたと思いますが落ち着いていてまったく大城の緊張は感じなかった、どっしりかまえていましたよねと7回まで2失点に抑えた捕手大城を評価していたが、大城が守れるようだと小林と大城のどちらもスタメンで起用出来、どちらも休ませながら併用出来る。

大事な局面は今は小林に任せ今季は育成、と考える大城だと思いますが思った以上に大城が良ければ今期の小林も闘志が感じられ打撃でも打てばベース上でガッツポーズ、それにつられ高橋監督までもが雄たけびをあげるなどベンチのムードは近年で「ここいち」かもしれない。

ルーキーが阪神を2失点に抑えた本日の試合は、ヒットこそ出なかったが打よりも守、野上を強気のリードで勝星を付けた大城のリードは勝敗以上の収穫だったかもしれない。

しかし、巨人の若者岡本の2戦連発で高橋監督も2戦連発の渾身のガッツポーズ、かと思えば先発上原の時は1週間に1回しか見ることが出来なかったのが、今はブルペンにはほぼ待機していると思われる上原が連戦で見ることが出来る。

岡本の2戦連発、上原の連投、高橋監督の渾身のガッツポーズ2戦連発、そんな夢のような試合を見ることが出来るなんて・・

なんて日だ。

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